受験戦争と冷えたアップルパイ

寝れない夜がある。

こう書くとなかなかなポエジーな、さよならポエジーな感じがするけど。タネ明かしをすると昼寝をし過ぎた、それだけ。

それもこれもあれも何かの縁だと思ってこれを書く。

 

低気圧が前線をゆっくり北上しているからか(いや実際そうなんだけど)曇天模様が続いている。

正直なところ、雨は好きだった。

あのなんだっけパッドウィンクスが主題歌と挿入歌を歌ってた「君のなんちゃら」、その「君のなんちゃらで」一躍有名になった新海誠監督が手掛けた最高傑作の一つに「言の葉の庭」がある。

鬱屈した日々を送り、靴職人を目指す男子高校生と生徒との関係も彼氏との関係も上手くいかなくて昼から新宿御苑でビール飲んじゃう新卒美人国語科教諭がなんかいい感じになる長編アニメーション映画。「言の葉の庭」。

これが梅雨時の話で雨が一つ大きなキーワードになるんだけど、これを見てから雨が大好きになった、いや本当に。

主題歌の「Rain」もエモいし。

でも、それでも、最近の雨続きには腹が立っています。僕はね腹が立ってる。

大体、受験生なんでこちとら荷物は登山客に引かず劣らずなんだよ。ただでさえ英語の偏差値が上手く伸びなくて悩んでんのになんでそれに加えて雨に憂鬱を割かなくてはいけないんですか。は?知らねえよ?え?うるせえよ受験生はナイーブなんです。労われ、黙って。

周りでも話題は受験のこと。あの教材がいいよ、その模試の結果ダメだったわ、この大学の過去問余裕だわ、なんなの。片腹痛いわ我、黙って。

もう恋なんてしないし、もう雨なんて嫌い。

 

それと親が飯を作ってくれない死活がある。

お金もないし、飯もないし、俺は結局台所の隅っこで哀しそうに横たわる一つ99円ぐらいでスーパーマーケットに売ってそうな冷えたアップルパイを週3日とかで食べてる。意外と飽きないどこかカレーのような趣すら感じる。寂しいけどね、そりゃまあ、多少は?

大学受かれば飯も作ってくれるでしょう!ね!そうだよね!そうじゃないとアイデンティティを失くしそう!全裸でダウンタウンへ繰り出しそう!(愉快)

 

なんでもいいけどもう寝るよ。明日も受験戦争。ノモンハンぐらいにボロ負けの毎日だけど、まだ限界じゃない。くるりの「ロックンロール」はイントロが総て。