gd_c 1220's diary

飛ぶ鳥を落とす勢いで生きろ

ナイトシアター

夜間上映のワクワクを忘れたくなくて。

 

5限が終わった7時過ぎに乗り込んだ電車はいつもとは逆の電車で 吉祥寺に向かう電車。車内はほとんどがサラリーマンとOL 時々女子高生が青春のその面持ちでいた。いいなあ と思った。吉祥寺はいつものごった返した感じのまま平日の夜をギラギラと照らし出してた。夜なのに明るすぎだ。何もかもをしっかりとした黒いベールで隠してくれる夜が好きな僕にとって この明るすぎる街は少々不機嫌だったけど。雑踏の地下にある映画館はさえずる閑古鳥がうっすら見えるぐらいの人の数。最近封切りになった台湾の輸入映画のチケットを買って 貼ってあるフライヤーを眺めてた。開演数分前に名物のクラフトコーラと席に着く。毎日毎日 目の回るような日々なだけに席に固定され数時間暗がりで画面を見続ける事しかできないこの時間が (空間が) とても大切な時間に感じたりする。クラフトコーラのナッツの甲高い香りと近くの席からポップコーンの甘い匂い字幕のフォントが目の端。映画が終わって外に出ると あれだけうるさかった街はしっとりして健全な夜よおかえり…駆け抜ける風を肩で切って歩く。帰りの電車でチケットの半券を何処かに落としたことに気付いた。

現実なのか はたまた夢なのか そんな趣が夜間上映にはある。また行きたくなるナイトシアターの魔力がある。