gd_c 1220's diary

飛ぶ鳥を落とす勢いで生きろ

可愛い猫

可愛い猫を飼いたい。まだ小さいその身体を抱きかかえながらダイ・シージエの『バルザックと中国の小さなお針子』を読む。そんな日々を夢にまで見る。あ〜可愛い猫〜可愛い猫しか正義じゃない。頭を撫でると目をぎゅっと閉じて 首を少し傾ける 親指を動かす形で頭を撫で続けるが 突然ぷいと僕を背にしてどこかに行ってしまう。そんな可愛い猫が可愛い。いつか大きくなって あまり動かなくなった可愛い猫 僕は大きくなったその身体をやっぱり丁寧に撫でながら「大きくなったなあ」と声をかける それに応えるようにぐうと低く唸った可愛い猫は 昔のようにぎゅっと目を閉じて そのまま目を開けない。可愛い猫はずっと可愛い。

 

ゴールデンウィークに足を取られて日常に戻れない そんな光景が明けに待つのを考えるだけで憂鬱になる 適度な課題と休息によって得られる予防線を張る。好きなカフェで好きな本を読んでいる マスターも好きだしコーヒーも好き 好きな人が一緒にとかは実はまったく思わない 好きな人なんていない。悲しくもない。割と気楽な語学の勉強をしてる感覚…

 

平成が終わるなら 世界も終わらないかな とか東松原で電車を待ちながら思ったけど まだ読み終わってない本も ライブに行けてないバンドもあるし いや終わっちゃダメだな と冷えた頭で思った。「平成最後の」(?)