gd_c 1220's diary

飛ぶ鳥を落とす勢いで生きろ

冗談

藤沢駅コートダジュールの21号室で午後九時頃。声が詰まって歌えなくなった「ねがいり」のカラオケ特有の無機質な演奏がただただ、ひとりの部屋に跳ねては消えていった。何も言うことはないし言いたくないし、言うつもりないとかそんなこと言いながら、こんなことを書いてる自分にまず嫌気がさしながらそのあとうんざりした。

 

勝手だと思う。勝手に近づいてきて勝手にその気にさせておいて勝手に消える。

君はよく先のことを話した「鎌倉のペアリング」「来年のロッキン」「旅行」どれもこれももう宙ぶらりんで、変に期待してしまった俺はほったらかしだもんな。勝手だ。「悲しませたくなかった」とか「このままの関係は申し訳なかった」とかそれも自分勝手だ、俺の為だって銘打って結局は自分の為で、そういうところが本当にずっと嫌いだった。「君がいたから私はちゃんとしていられる」って言ってたのは、あれは嘘になりましたか、別の誰かが見つかりましたか、身近で年上の(あるいは同い年の)格好いい人ですか、まあ別にもうどうでもいいけど。その上で「悪いところはなくて」「縁は切りたくない」「後輩として」「本当は手放したくないけど」とか一体何を言ってるのかさっぱりわからなかった、どれだけ俺にダメージを与えれば満足だったの?手放す手放さないって俺は君のイメージキャラクターですか、それともお気に入りのぬいぐるみとかですか。

自分で話をふっておいて自分が先に泣いたその身勝手さと自分の気持ちにありえないくらい正直なところが最高に気持ち悪かった。でもそういうところもきっと合ってた、似てた。含めて全部好きだった。はもう勘違いでしたか。

最後に君に吐いた「結局大学生だもんな」は本当にガキ過ぎて。雑踏に消えた君の「今まで」は最後まで聞きたくなかった。聞けなかった。

 

何もかもが、最低だった。俺も、君も。間違いだった。

喉が痛い。